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ビタミンCで感染予防  その3

ビタミンCで感染予防

ビタミンCと糖

ビタミンCを語る上で、もう一つ重要なのは、各細胞がビタミンCを必要としているが、その細胞の中に入っていくときに、糖と同じレセプター(受け口・入り口)を使っています。血液中の糖の濃度に応じて、膵臓からインスリンが分泌され、それに反応して、細胞の同じレセプターが開くようになっている。ビタミンCと糖質が細胞の中に同時に入ろうとし、拮抗することになるのです。

ビタミンCと白血球

実は、このレセプターは、体の中で白血球に最も多く存在しています。白血球は、通常の細胞よりも約20倍多く、ビタミンCを必要としている。特に、病原体が体の中に侵入してきたときには、細胞の中にビタミンCは約50倍の量が必要となると言われている。実際に、糖分がたくさんあるとビタミンCは細胞の中に入りにくくなってくる。白血球の中にある抗原を捕食する好中球。この好中球は、血糖値が100~120に上ると抗原を捕食する能力が約75%減少するということが言われています。血糖値が高くない時間帯がないと細胞はビタミンCをうまく吸収できません。

まとめ

食後や食間のおやつなどで、血中の血糖値が高い状態が続いていれば、細胞にビタミンCは、十分にとりこまれません。このことから、糖分の摂り過ぎは直接、感染への予防力の低下に繋がることを意味します。


「感染予防の 近道は糖分摂りすぎ 止める事」
          (詠み人 息子)


続く