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たんぱく質の役割

たんぱく質を摂りすぎると。。。


3大栄養素である「炭水化物」や「脂質」は、主としてカラダを動かす大切なエネルギー源になりますが、摂りすぎると肥満の原因となってしまいます。それでは「たんぱく質」にはどんな役割があり、過剰に摂取したときにカラダにどんな影響を与えるのかをご紹介します。


たんぱく質の役割 

たんぱく質は私たちのカラダの筋肉や血液、皮膚、爪、臓器などを構成し、生きていく上で欠かすことのできない大切な栄養素です。エネルギー源としても利用され、酵素やホルモンなどの材料でもあります。1日の摂取基準(18歳以上)は男性:60g/日女性:50g/日がおおよその目安です。

たんぱく質は20種類のアミノ酸が集まってできていて、そのうち体内で合成されないものを必須アミノ酸と呼び、食品から摂取する必要があります。

【 過剰 】

たんぱく質は炭水化物や脂質のようにカラダに蓄えることができず、過剰分は尿となって排出されます。そのため、過剰に摂取し続けると、腎臓は常に働いている状態となり、かかる負担が大きくなってしまいます。この状態が慢性化すると腎機能障害につながる可能性もあります。

また、たんぱく質は「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」に分けられます。動物性たんぱく質プリン体や動物脂肪を含んでいるため、摂り過ぎると、動脈硬化痛風になってしまう恐れがあります。


【 欠乏 】

たんぱく質の欠乏は、筋肉組織が衰え、免疫力低下などが起こり、体力が落ちるなど様々な障害が起こります。代謝異常によって低血糖などになると筋肉のタンパク質を分解し、尿として排泄されるため、腎臓に負担をかけてしまいます。カラダには必要な栄養成分ですが、このように過剰でも不足でもいけません。

豚肉の生姜焼きや鶏肉の唐揚げなど、たんぱく源になるものばかりではなく、野菜・きのこ・豆類などそのほかの栄養素もバランスのよく摂取することを心がけましょう。 

「 お食事は バランス良くが 一番です 」
               (詠み人 息子)


 以上