トシじぃの雑学的健康情報

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ミネラルと免疫力と病 その2

カラダのしくみ


人や動物のからだはさまざまな食べ物によって維持されています。その中でもミネラルは、骨格を形成したり、血液や臓器をつくったり、その他、生きていくうえで必要なありとあらゆる生理作用に関わっています。からだを構成する、わずか4%のミネラルが果たす役割は大きく、タンパク質やビタミンとともにからだの構成成分をつくり、生理作用をコントロールする重要な役割を果たします。


代表的なものとして、歯や骨格を形成するいわゆる人体の構造材料としてのはたらき、からだの発育、新陳代謝をつかさどるホルモンのはたらき、その他、神経細胞膜を包む体液に溶けて活躍するはたらきもあります。


これらの生理作用にはカルシウムやリンをはじめ、鉄、ヨード(よう素)、ナトリウム、カリウムなどが関係します。からだに必要な必須元素は16種類にのぼります。100種類以上のミネラルがあり、生理学上、体に関係するミネラルは70種類と言われています。ミネラルの必要量は非常に微々たるものですが、からだに与える影響は大きいのです。


例えば、タンパク質をいくらとっても必要なミネラルとの組み合わせなければ、その効果を発揮することができません。またビタミンをいくらとっても、目的に合ったミネラルがなければそのビタミンは無駄になってしまいます。

必須ミネラル

ミネラルの欠乏がもたらす病気。人間の成長や、生命活動を維持する上で、どうしても欠かせないミネラルを必須ミネラルといい、16種類の元素があります。このミネラルは体内で合成することができません。その上、このうち一つが欠けるとたちまちミネラル欠乏症となり、さまざまな病気を誘発します。

一例をあげると、

カルシウムの欠乏:骨粗鬆症、歯の発育不良、血液の凝固性不良など、

マグネシウムの欠乏狭心症、腎不全など、

ナトリウムの欠乏症:目まい、呼吸不全などをひきおこします。



「ミネラルの 4パーセントの 底力」
                   (詠み人 息子)


続く