ミネラルと免疫力と病 その7
ミネラルと免疫力と病
ミネラル不足により起こるとされる症状の例
癌・糖尿病・アトピーなどの生活習慣病をはじめとする多くの疾患(特に慢性疾患)は、本来人間がもつ免疫力や自然治癒力が食生活の変化(西洋化・加工食品増加・インスタント食品増加・食品に含まれるミネラル激減等)や現代社会がもたらすストレス(精神的・肉体的)などにより低下したことも大きな要因と考えられています。
不足ミネラルと症状
カルシウム:歯・骨の発育不良、骨粗鬆症、高血圧、喘息、動脈硬化、皮膚病、筋肉痛、感覚異常
カリウム :低血圧、不整脈、腎機能不全、糖尿病、便秘、喘息、癌、菌無力症、腸閉塞
マグネシウム:狭心症、腎不全、血栓症、結石、胆石、不整脈、心筋梗塞、疲労、リン骨軟化症、発育不全、くる病、歯槽膿漏、
鉄: 貧血、甲状腺ホルモンの機能異常、神経過敏、動悸、冷え、胃癌
マンガン:中枢神経障害、骨発育不全、動脈硬化、血糖上昇、糖尿病
セレン:血流障害、血中コレステロールの増加、癌、精力減退、心臓病
クロム: 糖尿病、動脈硬化、生殖機能低下、高血圧、白内障、角膜炎
モリブデン:生育障害、繁殖機能低下、食道癌、胃癌、虫歯、尿酸代謝異常、不妊
ナトリウム:筋肉低下、副腎機能低下、心臓疾患、肝臓疾患、神経痛、食欲不振、全身倦怠
コバルト:悪性貧血、筋力低下、舌炎、手足のしびれ
ゲルマニウム: 老化に伴う疾患、癌
リチウム:躁鬱病、生殖障害
バナジウム:糖尿病、生育阻害、生殖機能低下
症状からみた不足ミネラル
聞きなれないミネラル(金属元素)があるかもしれませんが、これ以外にも微量元素と呼ばれる多くのミネラルが、私たちの体を構成し・維持する働きをしています。
口に異常:カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄、銅、リン、パナジウム
皮膚に異常:亜鉛、鉄、カルシウム、銅、マグネシウム、カリウム
性に異常:カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、マンガン、銅
アレルギー:カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、マンガン
胃腸が弱い:マグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、銅、鉄、リン、ナトリウム
気分がよくない:鉄、亜鉛、カルシウム、カリウム、ナトリウム、リン
心臓が不調:鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、カリウム、銅、パナジウム
手足筋肉の不調と痛み:鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、銅、リン、カリウム、マンガン
「覚えられん 気になる症状 ここ観てね」
(詠み人 息子)
続く