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亜鉛による抗ウイルス効果  その1

亜鉛による抗ウイルス効果

冬の時季には,あらゆるウイルス感染症、特に風邪などが流行します。なかでも,今年はコロナウイルスが大流行しています。こういった手強いウイルスは混乱を招きます。体の免疫システムを維持するのは非常に重要です。

ミネラルで言えば、亜鉛マグネシウムです。今回は亜鉛について概略を説明します。そもそも亜鉛の摂取量が少ない。相当数が亜鉛不足に陥っていると思います。日本人では平均8mg/日ところが必要量は慢性疾患や風邪予防には15~30mg/日状態によっては、上限40mgは求められる。

亜鉛と言うのは免疫細胞たちを活性化させるミネラルの一つです。これが不足したり欠乏すれば、当然免疫が働きません。という事は、どのようなウィルスにも感染してしまい体が弱まる可能性がある。亜鉛をしっかり充足していれば、肺炎やウイルス性肺炎などを大きく減少させることができる。もちろん、亜鉛だけですべて解決出来るものではないが・・・。色々な栄養素が複合的に絡み合って相乗効果によって免疫力を高めたり、ウイルスを倒したりする。そういった機序(メカニズム)がある。


風邪や感染症はウイルスによって引き起こされることが多く、亜鉛ウイルスの複製阻害することに役立つ。予防にも治療にも効果が認められている。亜鉛を摂取することによって、ウイルスに直接的に攻撃することが分かっている。

ウイルスの複製するときに使うRNAポリメラーゼという酵素がある。人間の細胞にもある酵素RNAを合成するときの酵素だが、これを亜鉛直接攻撃している。ウイルスのタンパク質に結合し切断するのです。


「ウィルスの 予防に亜鉛は 重要です」
             (詠み人 息子)


続く